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2020.06.30

オフィスデザイン費用の相場は?費用を大幅に節約する方法も合わせて解説!

起業やオフィスの移転、事業所の新設にあたり、「働きやすくておしゃれなオフィスデザインにこだわりたい」という方も多いのではないでしょうか。しかし、オフィスの開設には内装工事や通信工事などさまざまな初期費用が発生するため、オフィスデザインの費用はできるだけ抑えたいものですよね。

今回の記事では、オフィスの開設にあたってどの程度の費用がかかるのか、費用の内訳と相場を紹介するとともに、オフィスデザインにかかる費用の節約方法を具体的に紹介します。

オフィスの賃貸契約を検討している経営者や担当部署の方は、ぜひ参考にしてみてください。


オフィスデザインにかかる費用の相場

オフィスを新設する際、一からオフィスデザインの設計を依頼したとすると、どの程度の費用がかかるのでしょうか。オフィスデザインの費用相場について詳しく解説します。

費用はオフィスの広さに応じて算出される

基本的にはレイアウト設計費の相場は20〜50万円程度ですが、このなかに通信計画費や電気計画費が含まれているかどうかは業者によってさまざま。さらに、オフィスの広さによっても費用は大きく変わってきます。大規模なオフィスになると、多くの会議室やパーテーション、デスクレイアウトの検討などが必要になり、設計費用も高額になってしまうのです。

またオフィスデザイン費用のほかに、オフィスの新設には以下のような費用も発生します。

  • 部材費・内装工事費(200〜500万円)
  • ネットワーク工事費(200〜400万円)
  • 施工管理費(10〜50万円)

オフィスの規模が大きくなるほど工事に必要な人員や部材も増えるため、それにともない部材費や施工管理費が上昇することも考えられます。

工事内容によっても金額は変動する

オフィスデザインの費用を決定付けるもう一つの要素が、工事内容です。シンプルな内装でデスクが整然と並んでいるオフィスと、凝ったデザインで手の込んだ設計のオフィスを比較してみると、後者のほうがデザイン費用、施工費用ともに高額になります。

また、オフィスによっては入居時の状態から大幅な改装が必要になることもあります。パーテーションの設置や会議室の増設、オフィス家具の種類や数によって費用は大きく変動し、小規模なオフィスでもトータルの費用が数百万円におよぶこともあります。


オフィスデザインにかかる費用を節約する方法

開業したばかりのスタートアップ企業や資金力に乏しい中小企業の場合、オフィスを新設するにあたって費用はできるだけ安く抑えたいものです。そこで、オフィスデザインにかかる費用を節約する具体的な方法をいくつかご紹介します。

複数社から見積もりをとる

まったく同じ工事内容で見積もりをとっても、施工会社によって見積金額が異なることがあります。たとえば内装工事を専門としている会社であれば、ネットワーク工事などを外部の業者に委託するケースもあります。その場合、間に内装工事会社を挟むため、その分委託する工事の費用が高くなってしまうのです。

一方で、オフィスの設計から内装工事、ネットワーク工事まで一貫して対応できる業者も多くあります。こうした業者を選ぶと、一部の作業を外部に委託する会社と比較して、工事にかかる費用が節約できます。

もちろん、「ある程度コストをかけてでも作業品質にこだわりたい」のであれば、デザイン設計と内装工事、ネットワーク工事をそれぞれ別会社に発注するのも良いでしょう。

オフィス家具は自社で発注する

オフィスデザインを手掛けている会社であっても、デスクやチェア、キャビネットなどの家具は専門のメーカーから取り寄せているケースが一般的です。そのため、こちらも施工会社が間に入ることで費用が高くなってしまいます。なかには家具を大量に仕入れて安く販売している施工会社もありますが、自社で家具を手配したほうが費用を抑えられる場合もあります。施工会社の見積もり内容と、自社で手配した場合の価格を比較してみることが重要です。

また、中古のオフィス家具を扱っている会社も多く存在しています。必ずしも新品にこだわらないのであれば、中古のオフィス家具のなかから検討してみるのもおすすめです。

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セットアップオフィスを探す

オフィスデザイン費用を節約するためには、物件選びも重要なポイントの一つです。たとえば、一からデザインを設計すると高額な費用がかかってしまいますが、セットアップオフィスを選べば初期費用を大幅に抑えることが可能です。

セットアップオフィスとは、内装設備があらかじめ備え付けられたオフィスのことです。照明やカーペットなど最低限の設備はもちろん、間仕切りや受付、会議室、什器などもあらかじめ用意されており、必要最低限のコストですぐに入居できるようになっています。

機能性やデザイン性の高い物件も数多くあり、高額な設計費用や内装工事費用をかけなくても、デザインにこだわったハイグレードなオフィスを構えることができます。


セットアップオフィスで節約できる費用

セットアップオフィスを利用する場合、具体的にどの程度のコストが節約できるのでしょうか。それぞれの費用の内訳について詳しく解説します。

設計費用

すでに会議室やパーテーションなどの内装設備が備え付けられているため、現状を確認したうえで手を加えるところがなければ、設計費用は一切必要ありません。小規模なオフィスでも、一からレイアウトやデザインの設計をするとなると数十万円程度の費用がかかるため、その分が節約できることになります。

内装工事費用

スケルトンの状態でオフィス物件を借りた場合、壁面や床材、パーテーションなど、さまざまな内装工事が必要となります。内装工事を行う場合、オフィス規模に応じた部材費や作業員の人件費などが必要となり、莫大な費用が発生します。

オフィス開設の費用のなかでも内装工事費用は大きな割合を占め、中規模のオフィスの場合、数百万円程度の費用が請求されることもあります。しかしセットアップオフィスに入居するのであれば内装工事は一切不要となり、その分費用を節約できます。


費用節約以外のセットアップオフィスのメリット

セットアップオフィスに入居する場合、費用の節約以外にもさまざまなメリットがあります。

オフィスデザイン業者を選定する手間が不要

スケルトンの状態からオフィスのレイアウトを検討する必要がないため、オフィスデザインを手掛ける業者を選定する手間がかかりません。内装ができ上がった状態で内見し、設備やデザインなどの条件をもとに、自社に合ったセットアップオフィスを選択できます。

オフィスデザインにかかわる打ち合わせが不要

必要な設備や広さ、デザインなど、求める条件に合うセットアップオフィスに入居できれば、追加の工事を行う必要はありません。管理会社から工事の許可をもらうことや、施工会社と打ち合わせをすることもなくなり、オフィスデザインにともなう多くの時間と労力を省くことができます。

オフィスへの入居〜稼働までの時間短縮

オフィスデザインに関連する工事や打ち合わせが不要であるため、オフィスへ入居するまでの時間を大幅に短縮できます。さらに、最低限の内装設備が揃っていることから、不足しているオフィス家具の発注やネットワーク・電話の回線工事を行えば、入居してすぐに稼働することも可能です。

たとえば、開業したばかりで事業をいち早くスタートしたい場合や、お客様との取引の都合で営業を止められない場合、臨機応変に対応できるのもセットアップオフィスのメリットです。


セットアップオフィスを利用するなら

物件探しは「そのまんまオフィス」

そのまんまオフィスでは、せっかく時間や労力をかけて作った内装を手放してオフィスを移転する…という無駄をなくし、企業にも環境にも優しい移転を実現するため、質の高いセットアップオフィスを多数提供しています。

移転に際して発生するのは、通常の仲介手数料(賃料1ヶ月分)のみ。そのまんまオフィスを利用してセットアップオフィスに入居しても、家具・内装費用や利用料金は発生しません。

合わせて今のオフィスからの「居抜き退去」がおすすめ

新しくセットアップオフィスに入居する場合、現オフィスから「居抜き退去」することで、さらに費用や時間、労力を削減することができます。

通常オフィス移転をする際は、原状回復工事を行いオフィスを元の状態に戻してから退去しなくてはなりません。たとえば100坪の物件の場合、工事には約1ヶ月の期間と500万円程度の費用がかかるとされています。

一方「居抜き退去」であれば、現在使われている空間や内装、設備、インフラなどを新しい入居者がそのまま引き継ぐため、原状回復費用を大幅に削減することができるのです。

そのまんまオフィスでは、居抜き退去をするためのオーナー様との交渉から、新しい入居者のマッチングまでを一貫してサポート。もし次の入居者が見つからなかった場合は、契約通り原状回復工事を行うことになりますが、そのまんまオフィスに対する特別な料金は発生しません。

セットアップオフィスの利用と、現オフィスの居抜き退去をそのまんまオフィスで行えば、費用・時間・労力を抑えてデザイン性の高いオフィスへの移転を実現できます。


まとめ

今回は、オフィス開設に必要な費用の内訳や、オフィスデザイン費用を抑える方法について解説してきました。オフィスの広さや工事内容によっても費用は大きく変わりますが、スケルトンの状態で契約すると、オフィスデザインだけでも20〜50万円ほどの費用がかかるケースが一般的です。

新たにオフィスへの入居を検討しているスタートアップ企業や、事業拡大にともないオフィス移転を検討している企業の方には、セットアップオフィスの活用がおすすめです。費用の節約につながるほか、入居までの時間や労力を大幅に削減でき、迅速な事業展開の助けになります。

セットアップオフィス・居抜きオフィスを専門に展開している「そのまんまオフィス」には、スタートアップ企業やベンチャー企業、大企業まで幅広いニーズに応えられる物件が多数掲載されています。ぜひ一度、そのまんまオフィスの活用をご検討ください。


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